屋根を見上げる時間
皆さん、こんにちは。
今年もあっという間に時間が過ぎ、もう9月ですね………。皆さんは夏を満喫できましたでしょうか。
私は、7月末にロックフェスへ行き、大好きな海外のバンドを楽しみましたが、海やBBQなど「The夏!」を楽しむことはできませんでした。秋こそは早いうちに計画を立てて、楽しんでやろうと画策しております(いつも思ってますが、しないパターン)。
さて、今回のブログは屋根屋さんだからこその視点で、皆さんへ「坂本九」のような提案をしようと思います。
ある家庭の瓦屋根の画像です。上の丸っこい瓦が「棟瓦」、その下に敷かれているのが「のし瓦」といいます。見てわかるとおり、収まりの悪い「のし瓦」が散見されます。これは、経年劣化による場合が多く、銅線の錆び、泥の流出が大きな原因です。
「鬼瓦」もちょっと怪しいですよね………
こうなってしまうと瓦が崩れる可能性があります。
ですので……
一度、棟を解体、砂を掃いて綺麗にして………
一枚、一枚、瓦を磨きながら積み直していきます。
施工完了です。
どうでしょう、見事に真っすぐです!
このように綺麗に積み直せば、瓦が崩れる危険性や雨漏れの心配はありません。
屋根の状態は、「屋根に登らなければ見えない」わけではありません。
下からでも「瓦が真っすぐ配置されてるかどうか」は、確認することが可能です。
よって、皆さんも一度屋根を見上げて確認してみてください。
そうすることで、瓦の異常を早期に発見し、事故を未然に防ぐことができます。
永建では、屋根屋さんの仕事を「上を見上げる仕事」と表現することがあります。
なんかかっこよくないですか。
さまざまな悲しい事に溢れ、下を見ることが多くなりがちですが、屋根を見るためと口実をつけ、思い切って暑い外に出て、空を見上げてみましょう。
きっと、明るい気持ちになるはずです。
ただ、異常を発見した場合は自分で屋根に上がらないで専門業者に連絡してくださいね。
危ないので。
今回は「上を見上げてみよう」という「坂本九」の「上を向いて歩こう」のような提案でした。帰りの車で聞いて帰ろ………
では、また。
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