身近にある屋根材「ポリカ波板」
皆さん、こんにちは。
いよいよ春が来ますね。
ゆっくり近づいているのか、いつの間にか過ぎているのか、または意外とまだ遠いのか。
暖かくなってみたり、寒くなってみたり、気分屋さんみたいな天気が続いて嫌ですね。
とはいえ、「別れの春」「出会いの春」は、すぐそこです。
皆さんにとって、「素敵な春」が来るようにお祈りしております。
さて、本日は「ポリカ波板」についてのお話。
ポリカ波板って何。と思う方が9割かと想像します。
しかし、写真を見ていただければ、うち9割が「見たことある!」ってなります。絶対。
まずは言葉で説明。
※ポリカ波板とは
屋根やカーポート、ベランダの屋根材として人気のポリカ波板。ポリカーボネート樹脂でできた波板の板材で、以下の特徴があります。
1.高い耐衝撃性(ガラスの約250倍、塩ビ波板の約20倍)
2.紫外線に強く、長持ち(耐用年数10年以上)
3.透明性が高く、採光性が良い
4.軽量で加工しやすい
そんなポリカ波板ですが、雨、風、熱、雹を耐え抜き、耐用年数が過ぎてしますと、経年劣化が顕著です。
天気に耐え抜き、劣化してしまったポリカ波板です。
写真のお家は、雹で穴が空いてしまいました。
ポリカ波板の下は洗濯物を干すスペースですが、穴が空いてしまったため、雲行きが怪しい日はコインランドリーへ行っていたそうです。
せっかく外干しスペースがあるのに………
そこで、弊社にポリカ波板を新しく取り付けたい相談をいただきました。
まずは、ポリカ波板の色を決めます。
ポリカ波板も意外と種類や色もあります。
大きく分けると7種類くらい色の種類があり、もちろん色の好みでも選びますが、色の種類で採光性、遮光性、遮熱性などの性能も変わってきます。
たとえば、「クリアなら採光性が高いが紫外線も通しやすい」「グレーなら遮光性、遮熱性が高く採光を抑えたい場所に最適」「ブルーなら遮熱効果もあり、見た目的にも涼しくなる」などです。
今回のお家については、洗濯物を干すスペースであるため多少の明るさも欲しいと・・・
晴れた日にサンプルを見比べ「ブロンズ」を選択!
採光性もあり、紫外線も通すため外干しにピッタリです。
一時は青い瓦なのでブルーも検討しましたが実際見比べるとお施主様にとっては明るすぎたようです。
そして、施工終了。
これで悩みも解消されベランダの中が明るくなったよ!と御施主様に喜んでいただきました。
さて、本日は「ポリカ波材」のお話でした。
皆さんも施工を依頼する際は、他の色や種類も気にしてみてください。
外観のイメージも性能も大きく変わってきますよ。
では、また。
0コメント